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Project CHAIN

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地域で頑張る企業・経営者にはそれぞれの物語があり、思いがあります。地域で果敢に挑戦する情熱を持った素晴らしい人達のビジネスの肝や、取組にかける思い、苦難を乗り越えた秘訣などを紹介…
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地域で紡がれる「物語」をつなぐ

Project CHAIN 始動します。 はじめまして! 私たちは経済産業省関東経済産業局に所属する職員が部署横断で集う有志チームです。 私たちは仕事柄、経営者の皆さんの思いを聞かせて頂く機会があります。 生まれ育った地域や従業員に対する想い、苦労を乗り越えた経験談など、思わず時間を忘れて聞き入ってしまうようなことも多く、こうした経営者の皆さんにお会いすることは、私たちにとって”ココロ震える瞬間”です。 “ココロ震える瞬間”には、それぞれの物語(story)があり思いが

成功するまでやり続ける、頑張り続けていれば応援してくれる人が現れる。医学教育者が求めていた高品質の教育ツールを開発した秘訣と想い

「人の役に立てる仕事がしたい」幼い頃からの変わらぬ思い―幼い頃の藤木代表について教えてください。 理科、その中でも化学の分野が好きな子どもでした。その頃から将来は、「得意分野で意味のある仕事をしたい。困っている人を助けてあげたい、感謝される仕事がしたい」と思っていました。 また、ものをつくることに熱中する性格で、やり始めるとそれだけに集中してしまうこともありました。進学についても好きな分野である化学に絞りました。人の役に立てる仕事として薬剤師を目指し、大学卒業と共に薬剤師免

AIの活用で日本の一次産業に革命を起こしたい―第二の創業に向けて邁進する社長の挑戦!

倒産寸前の会社を承継。父のこだわりを守り、大ヒット商品を開発。-幼少期から家業を継がれるイメージはあったのでしょうか。 正直、継ぐというイメージは全くありませんでした。父への反発心が強く、父が右と言ったら自分は左と言う、そんな子供でしたし、どちらかというと自分で起業したいと思っていました。大学も家業とは全く関係のない政治経済学部に進学しました。父も私の性格を分かっていたので、家業を継いでほしいと思っていたものの直接口には出さなかったようです。 -入社されるきっかけになった