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1年生が先輩職員に聞いてみた!関東経済産業局って実際どうなの?

関東経済産業局が実施する施策には、「現場」の実情を踏まえたオリジナリティの高い取組があります。それら施策に取り組む職員が思いや取組の裏側を語る「施策の深層」。

今回は、特別編として関東経済産業局という「組織」にフォーカス!この4月に当局に入局した1年生職員による、入局3年目の先輩職員へのインタビューをお送りします。

令和4年度入局の高野さん(左上)、石浜さん(右上)、市野塚さん(左下)、中田さん(右下)

当局の好きなところをズバリ!

― この4月に入局した政策評価広報課の野田です。本日はよろしくお願いします!先輩方を前にすると、緊張のため、なかなか切り込めない・・・ので、まずはフリップに「当局の好きなところ」を記入いただけませんか?

髙野さん:『人』です。大学を卒業して右も左も分からない状態で入局した頃は、戦力にもならないですし、自信がないところがたくさんあったんですけど、そういう時に上司や同僚が本当に優しく、適切にアドバイスをしてくれました。また、「ただ優しいだけ」ではなく、優しさにプラスアルファで、やる時はやる、攻めるところは攻める、そういったメリハリがしっかりとある方が多いです。その点、当局の『人』は本当に魅力的です。

適正取引推進課(令和6年4月当時) 髙野 義京 さん

市野塚さん:『面白い』です。『人』と少し被ってしまうのですが、ユニークな人が多いなと思います。他部署の人でも話してみたいなと思う人が多いですね。
また、当局には、業務としても様々な分野があるので、いろいろな事に取り組めるという意味でも『面白い』です。

製造産業課 市野塚 彩音 さん

中田さん:『自由にチャレンジできる』です。仕事を進めるにあたり、自分なりに工夫したり、実際に試してみることを真っ向から否定する人は当局にはいないんじゃないかな。「いいね」だけではなく、「よりよくするにはこうした方がいいのでは」というコメントや、「ここはどうしたらいいと思う?」など、ポジティブな方向に引っ張ってくれるような環境が好きです。

企画調査課(令和6年4月当時) 中田 萌景 さん

石浜さん:『年次を問わずどんどん発言できる』にしました。私は1年目からすごくいい上司に恵まれて、どんどん発言させてもらいました。会議に出席した際に、ただ座ったまま1~2時間過ごすのはもったいないので、自分に意見があって、それを言える時間があるのであれば、どんどん自分から発言するとよいと思います。

産業技術革新課(令和6年4月当時) 石浜 太一 さん

この際、聞きづらいことを聞いてみたい!

― 1年生の時、どんな失敗がありましたか?

市野塚さん:電話対応時、最初の頃は知識も浅く、相手の話をよく理解できないことが度々ありました。その時に、自信の無さが声とか話し方に出てしまっていたんですよね。電話が終わった後に、上司に「こちら側の自信の無さが相手に伝わってしまうと、正しいことも上手く伝わらないよ」と言われました。自信を持って話すことで相手の納得感を得られるとアドバイスを頂いたのですが、なかなか上手くできず、何度か同じような指摘を上司から受けてしまうことがありました。

- どのように乗り越えたのでしょうか。

市野塚さん:知識を増やすために、分からない用語は意味を調べたり上司に聞くようにしていましたが、その時は理解しても、半年後に同様の問い合わせがあった時に、言葉できちんと説明できないことがありました。上手く言葉が出てこなかったんです。そこで、説明力を身につけるために、上司から用語や対応の仕方を教えてもらった時は、なるべく声に出して反復するように意識しました。

石浜さん:最初は、先輩職員が話している姿をみて、その通り真似するのもいいと思います。そうやっていくうちに、だんだん自分のものになっていくし、自分の色が出てくると思います。

中田さん:特に分からないことをそのままにすると、頭が整理できていないまま取り組むことになり、失敗につながりやすくなります。最初は聞いていいのかなと周囲を伺うこともありましたが、途中から何でも聞けるという若手の特権を活かそうと思うようにしました。

― 1年生の特権を活かすことが重要なんですね。

石浜さん:1年生は何事にも積極的に取り組んでどんどん失敗した方がいいと思います。失敗すればするほど、成長するよ!

一同: そのとおり!

髙野さん:失敗で言うと、私はフロアが違う職員と業務上のちょっとしたことをチャットでやりとりをする中で、誤解が生じて相手方を怒らせてしまったことがありました。チャットは便利ではありますが、直接会って話していれば防げた誤解だったので、対面コミュニケーションの重要性を感じる機会にもなりました。

市野塚さん:中にはやりとりを文面で残したいケースもあるので、見極めも重要かなと思います。

石浜さん:私は1年目の時、重要な文書に誤りがあり、ご迷惑をおかけしたことがありました。失敗しても報連相をしっかりやったことで、ミスの影響を最小限に抑えられ、上司からも素早く報連相をしたことを評価してもらえました。

― 失敗の報告はどうしても躊躇します。どのように上司に報告しているのでしょうか?

髙野さん:一旦冷静になって、整理して報告することが大事かと思います。失敗の報告を躊躇するのは良くわかります。
失敗した時はパニックになっている状態なので、一旦自分の頭の中で冷静に整理して話すようにすると、失敗の原因に対する理解も深まり、適切に上司に伝えることができると思います。それが結果的には一番いい解決策につながりますしね。

石浜さん:一旦、文章にまとめてチャットで報告し、冷静になった後に口頭で報告してよいかもね。

先輩職員にインタビュー

やっぱり気になる、職場の人間関係

― プライベートでの職場の人との思い出はありますか?

髙野さん:直近でいうとバーベキューかな? 同期全員でバーベキュー。

市野塚さん:そこでバドミントンをやったんだよね。

髙野さん:買い出しに行ったり、マシュマロを焼いている人もいたりとかして。

中田さん:なんだかんだ半年に1回は同期「全員」で集まってるもんね。

- 同期の仲は良いのでしょうか

一同:いいんじゃないですかね。

髙野さん:当局は、同期の人数が10数人程度であることが多くて、それぐらいの人数が仲を深めるにはちょうどいいなと思っています。大きい企業だと、同期が100人規模になるところもあるので、集まること自体がなかなか難しいと思いますから。

市野塚さん:プライベートの友達とは違って、「気が合うから一緒にいる」わけではないので、みんなそれぞれ考え方が違って個性豊かです。それがより面白味を出しますね。

中田さん:私は課内に年次の近い若手が多いので、休日に遊びにいったりもします。先日は古着屋巡りをしました。それでいて、程よい距離感もあります。

- 上司の方とはプライベートで関わったりしますか?

石浜さん:私は昼夜を問わず食事や飲み会によく行っています。別の上司とはコンサートにも行きました。

一同:ええ!!

- 飲み会の話題がありましたが、飲み会の翌日、仕事を頑張るコツはありますか?

中田さん:私は、事前に飲み会があることが分かっているのであれば、重たい業務をできるだけ片付けておいて、飲み会翌日の午前中は軽い仕事からやるようにしています。

― 社会人たるもの、飲み会には出席すべきですか?

一同: いや、そういうことでもない。

市野塚さん:捉え方は人それぞれだと思いますが、断ったとしても別の回に誘われることもあるから、「毎回行かなきゃ!」みたいに思う必要はないと思います。

1年生に向けて・・・

- 「1年生の頃の自分」にアドバイスできるとしたら、どういうアドバイスをしますか?

中田さん:「頭を柔らかく考えても大丈夫だよ」と言いたいです。1年目は自分のことに精一杯すぎて、周りが全く見えていなかったなと感じています。あの時すごく悩んでいたこととか、すごく大変だと思ったことは、今思うとたいしたことない。周りをちょっと見渡し、テンポを落として対応しても問題なかったような気がします。

髙野さん:「自信持てよ」と言いたいです。2年目、3年目になると、心に余裕が出てきて、上司や外部の方に対しても積極的に意見することができるようになりましたけど、やっぱり1年目は自信がなかったので、ごにょごにょ話しちゃうし、常に「これで合っていますか?」といった状態でしたね。そんな状態だと上司や外部の方も不安になりますよね。なので、当時の自分には、「自信持ってやっていいんだよ」と伝えたいですね。

市野塚さん:「会話のキャッチボールをもっと気軽に行った方がいいよ」ですね。何か分からないことがあった時に、「今は聞くべきじゃないな」と思い込んで、モヤモヤしたまま作業を進めて、結果的に違うことをやっていて、時間を無駄にした・・・みたいなことがありました。聞きたい時に気軽に尋ねて、いっぱい会話のキャッチボールしておけばよかったなと思います。

― 私も、先輩方の背中を追いかけて立派に活躍する職員となれるよう、日々の業務を全力で頑張ります!本日はありがとうございました!

今回のインタビューを受けてくれた3年生職員の皆様

3年生職員へのインタビューを終えて
私の拙い進行にもかかわらず、明るく場を盛り上げながら、次々と貴重な経験やアドバイスをお話しいただき、先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。先輩方の柔らかい表情が印象的で、まさに、関東局の人・雰囲気の良さを実感できる良い機会になりました!
私は少々臆病な性格なのですが、先輩方の失敗談・アドバイスを聞いて、これからは自信を持ってコミュニケーションを取ろうと思いました!
                      (政策評価広報課 野田)