関東経済産業局

経済産業省 関東経済産業局 政策評価広報課です。私たちが出会った地域、中小企業、人が紡ぎ出す物語をお話しします。 経済産業省ソーシャルメディア運用方針 https://www.meti.go.jp/sns/sns_policy.html

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マガジン

  • Project CHAIN

    地域で頑張る企業・経営者にはそれぞれの物語があり、思いがあります。地域で果敢に挑戦する情熱を持った素晴らしい人達のビジネスの肝や、取組にかける思い、苦難を乗り越えた秘訣などを紹介していきます。

  • 地域HOTパーソン

    地域への熱い思いを持って奮闘するキーパーソンに、その情熱のルーツや取組などを伺う「地域HOTパーソン」。様々な悩み・課題にぶつかりながらも、地域経済の活性化に取り組むその思い、様々な工夫などをご紹介します。

  • 担当者が語る!施策の深層

    関東経済産業局が実施する施策には、「現場」の実情を踏まえたオリジナリティの高い取組があります。それら施策に取り組む職員が思いや取組の裏側を紹介していきます。

  • 施策見聞録(中小企業施策 どう使ってますか?)

    あの企業は、中小企業施策をどう使ったのか? 施策の目的や意義について、ご活用頂いた企業様のインタビューを通じて出来るだけ分かりやすく情報発信していきます。

  • 施策活用の現場から

    経済産業省の施策を活用した具体事例について、画像を添え分かりやすいストーリーで発信します!これまで施策に馴染みがなかった方にも、施策の情報や具体的なイメージが伝わるような記事を目指します。

Project CHAIN

地域で頑張る企業・経営者にはそれぞれの物語があり、思いがあります。地域で果敢に挑戦する情熱を持った素晴らしい人達のビジネスの肝や、取組にかける思い、苦難を乗り越えた秘訣などを紹介していきます。

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  • 53本

「Beer Beautiful」ビールの楽しさを伝えたい

地ビールからクラフトビール「COEDOビール」誕生へ- 出自や学生時代について教えて下さい 先祖代々川越で、曾祖父は明治時代に紡績会社を立ち上げ、祖父の時代は戦争の影響もあり紡績会社をたたみ農業を行っていました。父は大企業のエンジニアでした。「協同商事」の創業者は義理の父になります。 高校生の頃の興味は「会社を経営する・事業を興す事」「料理人になる事」「哲学者になる事」の3つでした。 高校時代は日本国内を、大学時代には沢木耕太郎の紀行小説「深夜特急」の影響もあり、バックパッ

「最高」を届ける飴づくり~3度の被災を乗り越えて~

OEM専門から自社商品の製造へ― 御社ではべっこう飴や棒付きキャンディを自社商品として展開されていますが、以前はOEM中心だったのでしょうか。 はい、当初はOEM専門でした。しかし、リーマンショックで取引先企業の経営方針が変わり売上に大きな打撃があったことから、OEMに頼り切ると自立した経営ができないと危機感を覚え、事業を転換しなければと思い始めました。 自立に向けた動き出し。しかし・・・自社の経営を変えようと思った矢先のことでした。当社が災害に巻き込まれてしまったのです

ねじのように思いをつなげ、形をつくる

想像力で無限にひろがるねじの世界-ねじが主役のおもちゃ、ねじブロック。とても面白いですね。私の子どもたちもよく遊んでいます。作る過程が楽しく、できあがりもかわいらしく、私も子どもたちも大好きな玩具の一つです! ありがとうございます。ねじブロックは、ねじとアルミのブロックを組み合わせることで動物やロボットなど、様々な立体を自由に想像して創り出せる玩具です。小中学校の総合学習や、科学館のワークショップなどで実際に子どもたちの様子を見ていますが、子どもたちが、ねじを回しつなげるこ

うそのない、正直な商売を大切にしたい

うそのない醤油づくりの原点―弓削多醬油株式会社の醤油には徹底したこだわりを感じますが、こだわりを持つようになったきっかけを教えてください。 実は私は先代である父から醬油づくりを引き継ぐことができませんでした。醬油づくりは周りの方々の助けを借りながら自力で勉強しました。 わが社の醬油づくりは初代の祖父が発酵に関心を持ち、ご縁があって醬油蔵をまるごと譲り受けたのが始まりです。醬油づくりは細々とやっていて、実態は食品の産地問屋でした。3代目である父の時代、私は会社を継ぐために入社

地域HOTパーソン

地域への熱い思いを持って奮闘するキーパーソンに、その情熱のルーツや取組などを伺う「地域HOTパーソン」。様々な悩み・課題にぶつかりながらも、地域経済の活性化に取り組むその思い、様々な工夫などをご紹介します。

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  • 8本

『身近な町医者』のような存在になりたい

支援者は私の天職―須田さんが支援者になられたきっかけは何ですか? 倒産の経験を通じて、経営者が孤独だということを身をもって知りました。また、経営者の無知は従業員をはじめ、利害関係者にとって罪悪だという強い認識を持ちました。 そのとき相談対応いただいた中小企業診断士の方から「この経験を人のために活かしましょう」と助言をいただいたことをきっかけに診断士資格を取得して支援者となりました。現在は、当時の自分と同じように事業経営に苦慮する経営者の「身近な町医者」のような存在になりたい

企業に頼られる『群馬のお母さん』

茨城から群馬へ-よろず支援拠点のチーフコーディネーターになるまでの経歴を、簡単に教えてください。 実は、私は茨城県出身です。民間企業からのお誘いもあったのですが、茨城県庁に就職することになりました。はじめに本庁で秘書業務を数年務めたのち、県の東京事務所で、知事の秘書や経理、各部局に関連した会議の設定や、各種団体イベント設営のお手伝いなどをしていました。あまり公務員らしくない仕事が多かったかもしれません。秘書時代が長かったこともあり、『この人を立てるにはどうしたら良いか』とい

「やりたいこと、好きなことを起点に」-仲間を集め増殖しながら、まちの活性化のための土壌をつくる「菌のヒト」-

アパレル勤務から結城商工会議所の経営指導員へ-以前はアパレル企業に勤務されていたとのことですが、経営指導員になろうと思ったきっかけを教えてください。 自身のライフスタイルを見直したいという思いから、Uターンで地元に戻ってきました。地元で父が商工会議所の職員をしていて、子供の頃に地元の人から「お父さんにはお世話になっているよ」と言われていたので、「商工会議所はまちの人から頼られる存在なんだ」と子供ながらに思っていました。せっかく地元に戻ってきたらやりたいことをやりたいと考えて

新しい経営支援を実践し、拡げていく~地域の応援隊である関係人口を増やし、新たな魅力創造につなげる~

広域指導員としてやりがいが持てるような職場作りを―今年度から広域指導員に着任されたかと思います。 元々商工会に入ったのは、現場で実践できる仕事に魅力を感じ、地域で頑張っているお店や企業の支援を通じて町の新たな魅力づくりや地域活性化に貢献したいと思ったためです。 広域指導員には前任者からの推薦をきっかけに着任しました。県内に53もの商工会があると、声の大きい指導員が目立つのかもしれません(笑) 広域指導員の仕事は多岐にわたりますが、私が広域指導員として取り組むべき一番の課

担当者が語る!施策の深層

関東経済産業局が実施する施策には、「現場」の実情を踏まえたオリジナリティの高い取組があります。それら施策に取り組む職員が思いや取組の裏側を紹介していきます。

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  • 7本

『スポーツ』が持つ多様な価値に着目! ~スポーツ産業を核とした地域サービス業の競争力強化等の取組~

地域サービス産業の稼ぐ力の向上に向けて-スポーツを活用したサービス産業強化に取り組むようになったきっかけを教えて下さい 2年前に地域サービス事業者の稼ぐ力の向上に向けた支援の方向性を検討する研究会を開催し、その際、「企業間連携」の重要性が認識されたことがキッカケです。サービス産業の場合、企業間連携を促進しようとしても、例えば飲食店などは競合が多く、連携が難しい現状があります。 一方、プロスポーツクラブは地域内に競合他社が少なく、様々な事業者や組織と結びつく力があるので、“ス

1年生が先輩職員に聞いてみた!関東経済産業局って実際どうなの?

当局の好きなところをズバリ!― この4月に入局した政策評価広報課の野田です。本日はよろしくお願いします!先輩方を前にすると、緊張のため、なかなか切り込めない・・・ので、まずはフリップに「当局の好きなところ」を記入いただけませんか? 髙野さん:『人』です。大学を卒業して右も左も分からない状態で入局した頃は、戦力にもならないですし、自信がないところがたくさんあったんですけど、そういう時に上司や同僚が本当に優しく、適切にアドバイスをしてくれました。また、「ただ優しいだけ」ではなく

カーボンハーフまであと6年!脱炭素化は競争力強化のポイント ~地域企業・自治体等におけるカーボンニュートラル推進~

今をときめくカーボンニュートラルに携わりたい-明城さんはカーボンニュートラルの業務に興味があったと聞いていますが、どこに惹かれたのでしょうか 志望動機みたいな質問ですね(笑)。端的に、“今をときめくカーボンニュートラル”(以下、CN)に携わってみたかった、ということが理由です。個人的な話となりますが、入局当初、産業部に配属、その次は経済産業省地域経済産業グループに出向し、産業振興と地域振興に一通り携わったため、エネルギー政策にも取り組んでみたいという思いがありました。専門性

中小企業の賃上げの成否を握る!~地域を主体とする価格転嫁・取引適正化対策とパートナーシップ構築宣言の促進~

「価格転嫁の火」を消さない-価格転嫁の現状と、具体的な業務を教えてください。 原材料、エネルギー、労務費などのコストが上昇する中、下請事業者がコスト上昇分を適切に価格転嫁できていないケースが多々あります。 今年9月の価格交渉・価格転嫁の状況についてのフォローアップ調査によると、「コスト上昇が一服し、あるいは既に価格転嫁(値上げ)出来たため、価格転嫁不要」と考える企業が増加傾向にあるほか、「全く転嫁できなかった+コストが増加したのに逆に減額された」割合が減少するなど、価格転嫁

施策見聞録(中小企業施策 どう使ってますか?)

あの企業は、中小企業施策をどう使ったのか? 施策の目的や意義について、ご活用頂いた企業様のインタビューを通じて出来るだけ分かりやすく情報発信していきます。

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  • 14本

経営革新計画が「経営目標」の大切さを知るきっかけに~自社ブランド立ち上げで下請けからの完全脱却を実現!~

株式会社秀隆は、代表取締役である松永秀夫氏が、親戚の人形工房で10年修行し、昭和60年に独立開業した江戸木目込人形を製造販売する企業です。「木目込人形」とは、桐塑(とうそ)で作ったボディにヘラで溝を掘り、溝へ布を着せ付ける(木目込む)人形のことです。「衣装着人形」に比べ、コンパクトで丸みを帯びていてかわいらしく、飾りやすいのが特徴です。創業以来、大手メーカーからの請負で節句人形の製造を行ってきましたが、近年の少子化の進展やマンション居住者の増加といった住宅事情の変化などから、

経営力向上計画を活用し事業者支援と人材育成に取り組む~0から1への成功体験を通じて~

今回は、経営力向上計画を用いて数多くの事業者支援に取り組んできた木更津商工会議所の取組をご紹介します。木更津商工会議所は、「個が輝き・地域が輝く木更津の実現」をビジョンに掲げ、地域内の経済動向調査や経営力強化の実現に向けた取組を実施し、地域の総合コーディネーターとして企業・地域を元気にする活動に積極的に取り組むことで、「頼りになる商工会議所」、「なくてはならない商工会議所」を目指しています。 また、経営力向上計画の制度が開始されてから、木更津地域の事業者支援は経営力向上計画の

「事業継続に向けて様々なリスクを想定し対応する!」事業継続力強化計画×BCP×ISO認証

有限会社中澤製作所は、昭和50年4月に長野県千曲市で設立された、自動車や家電、医療用のコネクタ製造を主とする企業です。金型設計・製作から生産加工までの一貫受注を可能としています。また平成24年8月に統合ISOを取得し、ライン内に自社で開発した省力型検査機を設置し、製品の全数保証を行うなど、ISOに準じた品質保証体制を整えています。 ISOの中でも、ISO22301(事業継続マネジメント)を取得し、災害への備えも積極的にしており、事業継続力強化計画の認定も受けています。 そこ

円滑な事業承継につながった経営革新計画

株式会社佐野機械は、昭和35年に現社長である佐野哲也氏の祖父佐野清氏が製紙機械の設計製作を生業とし創業しました。令和4年9月に父である佐野勝由会長から哲也氏が代表を引き継ぎ、来年で65年目を迎える地域の老舗企業です。特に、機械内部の搬送用ベルトの蛇行防止技術に強みを有しており、昭和40年頃に最初の装置を開発、平成15年には新型機を開発し特許を取得するなど、高い技術力を持って商品を全国に提供しています。蛇行防止装置の製造に特化した事業者は全国でも数社のみで、ニッチ分野において存

施策活用の現場から

経済産業省の施策を活用した具体事例について、画像を添え分かりやすいストーリーで発信します!これまで施策に馴染みがなかった方にも、施策の情報や具体的なイメージが伝わるような記事を目指します。

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  • 10本

「エシカル消費」で外食産業を支えます~関東食糧株式会社~

近隣に海がない埼玉でも種類豊富な魚介類の提供を-貴社が取り組む、特徴的なエシカル消費を教えてください。 三陸・常磐ものネットワークに参加し、三陸・常磐地域で水揚げされた魚介類を定額(10,000円前後)の鮮魚セットにして、飲食店に定期便でお届けするサービスを行っています。 我々はもともと食品卸として冷凍食品、穀物、調味料をメインに扱ってきましたが、水産仲卸業の企業をグループ化したこともあり、魚介類をもっと良いかたちで提供したいという思いがありました。また、新幹線が発着する

元職人で現場監督。そして建築会社とIT企業を経営。中堀 健一が仕掛けたDXがすごい~株式会社log build~

ペンのない工務店「ペン、ある?」どこの職場でも聞かれる何気ない会話。返ってきた言葉は「ここには、ありませんよ。」 神奈川県藤沢市にある工務店、株式会社ecomo(エコモ)での一幕です。ペンがなかったのは偶然ではありません。ecomoのオフィスには、工務店と聞いてイメージするような大きな図面や定規、ペンなどが見当たりません。 デスクにあるのはノートパソコンやiPad。壁に書棚はなく、ディスプレイが掛かっています。社員は、整然として広々としたオフィスを自由に席を移り、ノートパソ

介護×DXの社会実装に向けた先導者となるために~社会福祉法人善光会の挑戦~

こんにちは。関東経済産業局次世代産業課です。 「テクノロジーで創り出す介護の未来」最新事例Episode2をお届けいたします! 今回は、東京都大田区の社会福祉法人善光会の取組をご紹介します。 善光会では、複数の介護福祉施設の運営に加え、社会福祉法人初となる研究開発機能を持ちあわせた「サンタフェ総合研究室」を設立するなど、介護現場の生産性向上を目指す先進的な活動を進めています。 また、他の介護事業所や地域の介護現場の改善を検討する自治体を対象に、介護事業所のDXを目的としたコ

自動車が変わる、中小企業は変われるか。

こんにちは、関東経済産業局 政策評価広報課です。 地域を巡る中で出会った驚き、感動、夢などを伝えていきたいと思います。 今回は、刻々と変化する社会・事業環境に中小企業はどのように立ち向かっているのか、EV化・カーボンニュートラルという難題に直面している自動車業界で果敢に戦う2社を紹介します。 協和合金株式会社(神奈川県横浜市)同社の主力製品は、マニュアル車でギアチェンジに使われるシンクロナイザーリングです。主に発展途上国の商用車に使われています。国内自動車メーカーを取引先と