関東経済産業局

経済産業省 関東経済産業局 政策評価広報課です。私たちが出会った地域、中小企業、人が紡ぎ出す物語をお話しします。 経済産業省ソーシャルメディア運用方針 https://www.meti.go.jp/sns/sns_policy.html

関東経済産業局

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マガジン

  • 施策活用の現場から

    経済産業省の施策を活用した具体事例について、画像を添え分かりやすいストーリーで発信します!これまで施策に馴染みがなかった方にも、施策の情報や具体的なイメージが伝わるような記事を目指します。

  • Project CHAIN

    地域で頑張る企業・経営者にはそれぞれの物語があり、思いがあります。地域で果敢に挑戦する情熱を持った素晴らしい人達のビジネスの肝や、取組にかける思い、苦難を乗り越えた秘訣などを紹介していきます。

  • 地域HOTパーソン

    地域への熱い思いを持って奮闘するキーパーソンに、その情熱のルーツや取組などを伺う「地域HOTパーソン」。様々な悩み・課題にぶつかりながらも、地域経済の活性化に取り組むその思い、様々な工夫などをご紹介します。

  • 担当者が語る!施策の深層

    関東経済産業局が実施する施策には、「現場」の実情を踏まえたオリジナリティの高い取組があります。それら施策に取り組む職員が思いや取組の裏側を紹介していきます。

施策活用の現場から

経済産業省の施策を活用した具体事例について、画像を添え分かりやすいストーリーで発信します!これまで施策に馴染みがなかった方にも、施策の情報や具体的なイメージが伝わるような記事を目指します。

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  • 25本

地球を冷ます新素材!~関東も、共に未来へ #1(SPACECOOL株式会社)~

宇宙空間に熱を放出!?―いきなりですが、「SPACECOOL」とは、どんな素材ですか? 簡単に言えば、強い日射しを受ける状況でも、外気よりも冷やすことが出来る新素材です。電力などは使わないため、ゼロエネルギーです。 太陽光や熱気を反射してブロックするだけでなく、籠もった熱を宇宙空間に放出します。  -宇宙空間に放出、ですか?! これは日々、身の回りで起きている「放射冷却」という自然現象を応用したものです。 例えば、雲ひとつ無い寒い夜、車のフロントガラスに霜が付くことが

中小企業支援施策 どう使ってますか?

はじめまして。 私たちは経済産業省関東経済産業局中小企業課(How do?部)です。 本マガジンでは、中小企業施策について、その施策を活用した企業様へのインタビューを通じて、「施策をどう使ったのか?」「施策がどのように役立ったのか?」に焦点を当てて情報発信をしていきたいと思っています。 施策の解体新書ではないので、制度の詳細要件を解説したものではありませんし、ましてや補助金に採択されるための勝利の方程式が書かれているわけでもありません。 では何を伝えたいのか? 各施策の持

社長就任後の第一歩は経営力向上計画とともに~自社の経営課題を見つめ直し、新しい事業に挑戦~

新潟県佐渡市に本社のある精密機械加工の「佐渡精密株式会社」。廃校になった中学校の校舎を利用し医療機器や航空機、半導体製造装置などの高度な部品を手掛け、離島発で全国800社以上の顧客を有しています。4代目の末武和典社長は、経営力向上計画及び中小企業経営強化税制を効果的に活用されています。 社長就任当時は、これから会社をどうまとめていこうか?どのように新しい事業を創出していこうか?などについて頭の中で色々と構想していらっしゃったそうです。そのような時に、経営力向上計画に出会い、自

事業再構築補助金へのチャレンジがもたらした成長への歩み~補助金活用のメリットは社内外に自信をもって示せる「事業計画書」を作れること~

FSX株式会社は、1967 年におしぼりのレンタルサービス(貸おしぼり)業として東京都国立市で創業しました。飲食店やホテル等で使用される布製おしぼりを顧客に貸与し、使用後に回収・洗濯し再度貸与するという業務で、顧客規模は約4,000件にも上り、現在も同社の主要事業です。 近年は、天然アロマオイルを配合した使い切りおしぼりの開発や、ウイルス・菌を99.99%以上抑制する特許技術『VB(ブイビー)』を使用したおしぼりの提供、おしぼり冷温庫 『REION』の開発を行うなど「おしぼり

Project CHAIN

地域で頑張る企業・経営者にはそれぞれの物語があり、思いがあります。地域で果敢に挑戦する情熱を持った素晴らしい人達のビジネスの肝や、取組にかける思い、苦難を乗り越えた秘訣などを紹介していきます。

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  • 56本

「会社は何のためにあるのか」の想いとその先にある挑戦

チョークからワイパー、そしてスポーツ用義足のパーツへ-自動車部品から義足のパーツとは、かなり飛躍した印象ですが、現在に至るまでの経緯を教えてください。 私は3代目なのですが、初代の頃はチョーク(混合気(ガソリンと空気)を濃くして、冷えたエンジンの始動性をよくするための自動車部品)が主力製品で、2代目になってからワイパーに使われるパーツであるアームピースを生産するようになりました。アームピースは今も当社の主力製品となっており、これらの製品の生産を通じて、次第に曲げ加工とねじり

「一期一会」 の精神を大切に ~ダンボールに込める想い~

「目標」を立てることの大切さ-有村社長の幼少時代について教えてください。 中学1年生の時に三芳町に引っ越し、以来、ダンボール加工をメインとする家業を手伝う傍ら、テニスに没頭する日々を送っていました。もっとテニスが上手になりたいという一心から、常に目標を意識した生活を心がけたことは、今の自分の土台となっています。 その後、22歳で大学を卒業し、2年間大手メーカーへ修行に出た後、25歳の時に当社に入社しました。 -入社後、どのように仕事に取り組まれたのでしょうか。 テニスの

最終目標は経営者レス?敏腕社長が目指す究極のストレスレス経営とは

社長自身が、そして全ての社員が、「働きたい」と思える会社に―土屋社長がDXを進めようと考えたきっかけを教えてください 父が創業した当社では、かつて、安い製品を、人手に頼り、休み無く工場を稼働させることで売上を立てていました。私は小さい頃から父の姿を見ていましたが、率直に私自身、24時間・365日会社に張り付いていたくないし、社員にもそのような生活をさせたくないと思っていました(笑)。  また、子どもの頃から、部品の切り出しなどを手伝っていましたが、単純作業が本当に嫌で、当時

「Beer Beautiful」ビールの楽しさを伝えたい

地ビールからクラフトビール「COEDOビール」誕生へ- 出自や学生時代について教えて下さい 先祖代々川越で、曾祖父は明治時代に紡績会社を立ち上げ、祖父の時代は戦争の影響もあり紡績会社をたたみ農業を行っていました。父は大企業のエンジニアでした。「協同商事」の創業者は義理の父になります。 高校生の頃の興味は「会社を経営する・事業を興す事」「料理人になる事」「哲学者になる事」の3つでした。 高校時代は日本国内を、大学時代には沢木耕太郎の紀行小説「深夜特急」の影響もあり、バックパッ

地域HOTパーソン

地域への熱い思いを持って奮闘するキーパーソンに、その情熱のルーツや取組などを伺う「地域HOTパーソン」。様々な悩み・課題にぶつかりながらも、地域経済の活性化に取り組むその思い、様々な工夫などをご紹介します。

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  • 8本

『身近な町医者』のような存在になりたい

支援者は私の天職―須田さんが支援者になられたきっかけは何ですか? 倒産の経験を通じて、経営者が孤独だということを身をもって知りました。また、経営者の無知は従業員をはじめ、利害関係者にとって罪悪だという強い認識を持ちました。 そのとき相談対応いただいた中小企業診断士の方から「この経験を人のために活かしましょう」と助言をいただいたことをきっかけに診断士資格を取得して支援者となりました。現在は、当時の自分と同じように事業経営に苦慮する経営者の「身近な町医者」のような存在になりたい

企業に頼られる『群馬のお母さん』

茨城から群馬へ-よろず支援拠点のチーフコーディネーターになるまでの経歴を、簡単に教えてください。 実は、私は茨城県出身です。民間企業からのお誘いもあったのですが、茨城県庁に就職することになりました。はじめに本庁で秘書業務を数年務めたのち、県の東京事務所で、知事の秘書や経理、各部局に関連した会議の設定や、各種団体イベント設営のお手伝いなどをしていました。あまり公務員らしくない仕事が多かったかもしれません。秘書時代が長かったこともあり、『この人を立てるにはどうしたら良いか』とい

「やりたいこと、好きなことを起点に」-仲間を集め増殖しながら、まちの活性化のための土壌をつくる「菌のヒト」-

アパレル勤務から結城商工会議所の経営指導員へ-以前はアパレル企業に勤務されていたとのことですが、経営指導員になろうと思ったきっかけを教えてください。 自身のライフスタイルを見直したいという思いから、Uターンで地元に戻ってきました。地元で父が商工会議所の職員をしていて、子供の頃に地元の人から「お父さんにはお世話になっているよ」と言われていたので、「商工会議所はまちの人から頼られる存在なんだ」と子供ながらに思っていました。せっかく地元に戻ってきたらやりたいことをやりたいと考えて

新しい経営支援を実践し、拡げていく~地域の応援隊である関係人口を増やし、新たな魅力創造につなげる~

広域指導員としてやりがいが持てるような職場作りを―今年度から広域指導員に着任されたかと思います。 元々商工会に入ったのは、現場で実践できる仕事に魅力を感じ、地域で頑張っているお店や企業の支援を通じて町の新たな魅力づくりや地域活性化に貢献したいと思ったためです。 広域指導員には前任者からの推薦をきっかけに着任しました。県内に53もの商工会があると、声の大きい指導員が目立つのかもしれません(笑) 広域指導員の仕事は多岐にわたりますが、私が広域指導員として取り組むべき一番の課

担当者が語る!施策の深層

関東経済産業局が実施する施策には、「現場」の実情を踏まえたオリジナリティの高い取組があります。それら施策に取り組む職員が思いや取組の裏側を紹介していきます。

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  • 7本

『スポーツ』が持つ多様な価値に着目! ~スポーツ産業を核とした地域サービス業の競争力強化等の取組~

地域サービス産業の稼ぐ力の向上に向けて-スポーツを活用したサービス産業強化に取り組むようになったきっかけを教えて下さい 2年前に地域サービス事業者の稼ぐ力の向上に向けた支援の方向性を検討する研究会を開催し、その際、「企業間連携」の重要性が認識されたことがキッカケです。サービス産業の場合、企業間連携を促進しようとしても、例えば飲食店などは競合が多く、連携が難しい現状があります。 一方、プロスポーツクラブは地域内に競合他社が少なく、様々な事業者や組織と結びつく力があるので、“ス

1年生が先輩職員に聞いてみた!関東経済産業局って実際どうなの?

当局の好きなところをズバリ!― この4月に入局した政策評価広報課の野田です。本日はよろしくお願いします!先輩方を前にすると、緊張のため、なかなか切り込めない・・・ので、まずはフリップに「当局の好きなところ」を記入いただけませんか? 髙野さん:『人』です。大学を卒業して右も左も分からない状態で入局した頃は、戦力にもならないですし、自信がないところがたくさんあったんですけど、そういう時に上司や同僚が本当に優しく、適切にアドバイスをしてくれました。また、「ただ優しいだけ」ではなく

カーボンハーフまであと6年!脱炭素化は競争力強化のポイント ~地域企業・自治体等におけるカーボンニュートラル推進~

今をときめくカーボンニュートラルに携わりたい-明城さんはカーボンニュートラルの業務に興味があったと聞いていますが、どこに惹かれたのでしょうか 志望動機みたいな質問ですね(笑)。端的に、“今をときめくカーボンニュートラル”(以下、CN)に携わってみたかった、ということが理由です。個人的な話となりますが、入局当初、産業部に配属、その次は経済産業省地域経済産業グループに出向し、産業振興と地域振興に一通り携わったため、エネルギー政策にも取り組んでみたいという思いがありました。専門性

中小企業の賃上げの成否を握る!~地域を主体とする価格転嫁・取引適正化対策とパートナーシップ構築宣言の促進~

「価格転嫁の火」を消さない-価格転嫁の現状と、具体的な業務を教えてください。 原材料、エネルギー、労務費などのコストが上昇する中、下請事業者がコスト上昇分を適切に価格転嫁できていないケースが多々あります。 今年9月の価格交渉・価格転嫁の状況についてのフォローアップ調査によると、「コスト上昇が一服し、あるいは既に価格転嫁(値上げ)出来たため、価格転嫁不要」と考える企業が増加傾向にあるほか、「全く転嫁できなかった+コストが増加したのに逆に減額された」割合が減少するなど、価格転嫁